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フィールド連動

kintoneで選択肢・ドロップダウンを連動させる方法

「都道府県を選んだら、その県の市区町村だけを出したい」「部署を選んだら、その部署の担当区分だけに絞りたい」。kintone を使い込むほど、こうしたフィールドの連動をしたくなります。この記事では、kintone 標準でできる範囲と、選択肢の親子連動を“安全に”実現する方法を、できること・できないことを正直に整理して解説します。

そもそも「選択肢の連動」とは

ドロップダウンやラジオボタンを 2 つ並べたとき、片方(親)の選択に合わせてもう片方(子)の候補を変えたい、というのがフィールド連動の基本形です。代表的な例を挙げます。

ねらいは、無関係な選択肢を見せないことと、ありえない組み合わせ(例: 東京都 × 大阪市)を入力させないことです。

kintone 標準でできること・できないこと

kintone のドロップダウン・ラジオボタンは、それぞれが独立した固定の選択肢を持ちます。アプリ設定で候補を並べておく形で、「親の値に応じて子の候補を動的に変える」という連動は、残念ながら標準機能には用意されていません。

ルックアップを使えば別アプリの値を取得して絞り込み条件を付けられますが、これは「他アプリからコピーしてくる」仕組みであって、同じアプリ内の 2 つの選択肢どうしを親子で連動させる用途とは少しずれます。ルックアップ側の絞り込みを使いやすくする話はkintone のルックアップを条件で絞り込む方法で別途まとめています。

つまり「同一アプリ内で、選んだ項目に応じて別の項目の候補を連動させる」には、表示と入力チェックを足す仕組みが必要になります。

親子フィールド連動を安全に行う方法

Plumeru の Field Linker(項目選択フィールド連動)は、まさにこの「親フィールドの値に応じて子フィールドの候補を連動制御する」ためのプラグインです。地域→拠点、都道府県→市区町村、部署→担当区分のような、選択肢の連動を扱えます。

設定はシンプルで、親フィールド・子フィールドのペアと、「親の各値に対して、許可する子の候補」を定義するだけです。たとえば parent=regionchild=branch として、地域ごとに表示してよい拠点を並べておきます。親を変えたときに子の値をクリアするかどうか(clearOnParentChange)も選べます。子フィールドはドロップダウンとラジオボタンに対応します。

できること

できないこと・制約(正直に)

過大に見せないために、制約をはっきり書きます。kintone の仕様上、フィールドの見た目を直接書き換えるための API(getFieldElement)は、作成・編集の入力画面では使えません(詳細・印刷画面でのみ動作)。そのため次の点に注意してください。

用途が次のような大がかりな連動の場合は、Field Linker の守備範囲を超えます。複数の親条件を論理式で組み合わせたい、他アプリを参照して候補を決めたい、サブテーブル(行)の中で連動させたい、といったケースです。こうした要件は、別の自動化や開発で対応する方が無理がありません。なお、入力チェックそのものを柔軟に設計したい場合はkintone の入力チェック・必須化の考え方もあわせてどうぞ。

導入の進め方

おすすめの順番は、(1) 親・子になるドロップダウン/ラジオを用意する → (2) 親の値ごとに許可する子候補を定義する → (3) まず詳細画面で絞り込み表示を、入力画面で保存チェックを確認する、という流れです。小さなアプリで挙動を確かめてから本番に広げると安全です。Plumeru は無料プランから 1 アプリで試せるので、費用をかける前に自社の運用に合うかを判断できます。

よくある質問

kintone 標準で選択肢どうしを連動させられますか?

標準のドロップダウン・ラジオボタンはそれぞれ固定の選択肢を持つため、「ある項目に応じて別の項目の候補を絞り込む」連動は標準機能ではできません。親の値を見て子の候補を制御する仕組みを足す必要があります。

都道府県を選ぶと市区町村が絞り込まれるような連動はできますか?

親(都道府県)ごとに許可する子(市区町村)の候補を定義しておけば、合わない組み合わせを防げます。詳細・印刷画面では候補リストの絞り込み表示も働きますが、作成・編集の入力画面では候補リストの見た目の絞り込みは動かない点にご注意ください。

入力画面で候補が絞り込まれなくても、間違った保存は防げますか?

防げます。保存時に親子の組み合わせを検証してエラーで止めるほか、親を変えたタイミングで合わない子の値をクリアする動作も入力画面で働くため、データの整合性は保たれます。

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この課題を解決するプラグイン

Field Linker(項目選択フィールド連動)

親フィールドの値に応じて、子フィールドの候補を連動制御。合わない組み合わせは保存時に止め、親変更時には子の値をクリアします。地域→拠点、都道府県→市区町村、部署→担当区分のような選択肢連動を安全に。まずは無料で試せます。

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