カンバン・進捗管理
kintoneでカンバン方式のタスク・案件管理をする方法
「案件がいまどの段階にあるのか、一覧の表を見ても流れがつかみにくい」「未着手・対応中・完了の数をパッと把握したい」。タスクや案件の進捗は、表よりも付箋(カード)を段階ごとに並べたカンバンのほうが直感的に見渡せます。この記事では、kintone 標準でのステータス管理でできること、カンバン方式で「動かして管理する」には何が必要かを順番に整理します。
kintone 標準でのステータス管理の限界
kintone でも進捗管理はできます。プロセス管理を使えばレコードに「未着手→対応中→完了」のようなステータスを持たせられますし、一覧をステータスで絞り込んだり、ステータス項目で並べ替えたりもできます。各段階の件数をグラフで集計することも可能です。日々の管理の多くは、この範囲でまわせます。
- できる: プロセス管理によるステータスの付与と切り替え
- できる: ステータスでの絞り込み・並べ替え・件数の集計グラフ
ただし、標準のビューは一覧形式とカレンダー形式が中心で、ステータスごとにカードを横並びに置くカンバン表示は用意されていません。表をステータスで並べ替えても、「どの段階に何件たまっているか」「滞っている案件はどれか」は、結局スクロールして数えることになります。
カンバンで「動かして管理」したい
カンバンの良さは、見やすさだけではありません。「対応中」のレーンにあるカードを「完了」へドラッグするだけで進捗を進められる——つまり、見ながらそのまま動かして管理できる点にあります。標準のままだとステータスを変えるには各レコードの詳細画面を開いて切り替える必要があり、件数が多いと地味に手間がかかります。
一覧から複数レコードをまとめて直す方法(kintoneの一覧でExcelのように直接編集する方法)でも更新の手間は減らせますが、それは「表のセルを書き換える」発想です。進捗管理でほしいのは「いまの状態を俯瞰しながら、カードを次の段階へ送る」操作感で、ここはカンバンならではの体験になります。
カンバンプラグインで補う
この「ステータス別のボード表示」と「ドラッグで進捗更新」をまとめて実現するのが、カンバンプラグインです。一覧画面のレコードを、指定したステータス項目ごとのレーンに分けてカード表示します。カードを別のレーンへドラッグ&ドロップすると、そのレコードのステータスが更新されます。カードに出す項目(担当者・期日など)も設定で選べるので、ボードを見るだけで「誰が・いつまでに・どの段階か」が分かります。コードを書く必要はありません。
できないことも書いておきます。レーンを分ける基準は、ステータスのような選択肢を持つ項目が前提です。自由記述の文字列を無限にレーン化するような使い方には向きません。また、カンバンは「いま表示しているレコード」を対象にするビューなので、扱う件数が非常に多い場合は、先に一覧側で対象期間や担当などを絞ってから開くのが快適です。タスク管理ならカンバン、日付軸で予定を見たいならカレンダー表示、全体の工程を横棒で俯瞰したいならガントチャート・工程表、と見せ方を使い分けるのがおすすめです。
進め方としては、(1) レーンの基準にするステータス項目を決める → (2) カードに出したい項目を選ぶ → (3) 実際にカードを動かしてステータスが変わるか確かめる、の順で試すと早いです。Plumeru では無料プランから1アプリで試せるので、費用をかけずに自社の案件管理に合うかを確認できます。
よくある質問
kintone 標準でカンバン(ステータス別ボード)表示はできますか?
標準のビューは一覧形式とカレンダー形式が中心で、ステータスごとにカードを並べるカンバン表示は用意されていません。プロセス管理でステータスを持たせることはできますが、その進捗をボードで横並びに見渡す画面は標準にはありません。
カードを動かすとステータスは自動で変わりますか?
はい。カードを別のレーン(ステータス)へドラッグ&ドロップすると、そのレコードのステータス項目が更新されます。1件ずつ詳細画面を開いて直す必要がありません。
カードにはどんな項目を表示できますか?
タイトルや担当者、期日など、カードに出す項目を設定で選べます。レーンを分ける基準にするステータス項目も設定で指定します。詳しくは使い方ガイドをご確認ください。
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この課題を解決するプラグイン
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