カレンダー・予定管理
kintone カレンダー表示の設定方法と標準の限界|無料プラグインも
「訪問予定や納期を、月単位でまとめて見たい」「予定がずれたとき、カレンダー上でそのまま日付を動かしたい」。kintone は日付を持つアプリをカレンダーで表示できますが、実際に使い込むと「見るだけ」で止まってしまう場面があります。この記事では、kintone 標準のカレンダー表示でできること、ドラッグで予定を動かす・見やすく表示するには何が必要かを順番に整理します。
kintone カレンダー表示(カレンダー形式ビュー)の設定手順
kintone には標準でカレンダー形式のビューがあり、追加の費用なしで使えます。設定は次の手順です。
- アプリの設定を開き、「一覧」タブで「+」から新しい一覧を追加する
- レコード一覧の表示形式で「カレンダー形式」を選ぶ
- 「日付」に軸にする日付フィールド、「タイトル」にカードへ表示するフィールドを指定する
- 一覧名を付けて保存し、アプリを更新する
これで、レコードが月のカレンダー上に並びます。今月の予定をざっと俯瞰したい、その日に何件あるかを把握したい、という基本的な用途は標準で十分まかなえます。
標準カレンダーでできること・できないこと
| やりたいこと | 標準カレンダー | カレンダープラグイン |
|---|---|---|
| 日付フィールドを軸にした月カレンダー表示 | できる | できる |
| カードをクリックして詳細画面を開く | できる | できる |
| 予定カードをドラッグ&ドロップして日付を変更 | できない(レコードを開いて編集) | できる(日付フィールドが即更新) |
| 担当者・区分など複数項目を合わせて表示 | 苦手(表示情報が限られる) | できる |
ドラッグで日付を動かしたい、もっと見やすくしたい
つまずきやすいのは2点です。1つは日付の変更。標準のカレンダーは表示が中心で、予定のカードをドラッグして別の日へ動かす操作はできません。予定がずれたら、そのレコードを開いて日付フィールドを直すことになり、件数が多いと手間になります。もう1つは情報量。標準カレンダーのカードに出せる情報は限られていて、「誰の予定か」「どの区分か」までひと目で分かるようにするのは苦手です。
結果として、標準カレンダーは「今月をざっと見る」には向くものの、「カレンダーを起点に予定を調整していく」運用には一歩足りないことがあります。日付の前後関係や工程の重なりを横棒で見たいならガントチャート・工程表、段階ごとの進捗で管理したいならカンバン表示と、目的に応じてビューを使い分けるのが現実的です。
カレンダープラグインで補う
この「ドラッグで日付を動かす」と「項目を合わせて見やすく表示する」をまとめて実現するのが、カレンダープラグインです。一覧のレコードを日付項目でカレンダーに表示し、予定のカードをドラッグ&ドロップで別の日へ移すと、その日付フィールドが更新されます。タイトルに加えて担当者や区分などを合わせて表示でき、予定の調整をカレンダー上で完結できるのが利点です。コードを書く必要はありません。
できないことも書いておきます。カレンダーの軸にできるのは日付(または日時)の項目で、日付を持たないアプリには使えません。また、これは予定を見て調整するためのビューなので、会議室の二重予約を自動で弾くといった高度なスケジューリング制御までは行いません。あくまで「標準カレンダーの“見るだけ”を、動かして整えられるカレンダーに引き上げる」道具だと考えてください。
進め方としては、(1) 軸にする日付項目を決める → (2) カードに出したい項目を選ぶ → (3) 実際にカードを別の日へドラッグして日付が変わるか確かめる、の順で試すと早いです。Plumeru では無料プランから1アプリで試せるので、費用をかけずに自社の予定管理に合うかを確認できます。一覧画面まわりの工夫はkintoneの一覧画面をカスタマイズして使いやすくする方法まとめも参考になります。
無料で使えるkintoneカレンダープラグインの選択肢
「まず無料で試したい」場合の主な選択肢を、実名で挙げておきます(2026年7月時点・各公式サイト確認)。
- Plumeru カレンダープラグイン(当サイト)… 恒久無料プランあり(1アプリまで)。ドラッグ&ドロップでの日付変更に対応。使い方ガイド
- TiS のカレンダープラグイン … プラグイン本体は無償公開(未申請の場合は1アプリ1日1回、利用申請の案内が表示されます)。公式サイト
- カレンダーPlus(ラジカルブリッジ)… 有料(39,800円〜・税別・買い切り)ですが、試用ライセンスは無期限(警告表示あり)。週表示など高機能なカレンダーが必要な場合の有力候補です。公式サイト
機能の深さではカレンダーPlusのような特化型が上です。一方で「カレンダーに加えて、一覧の絞り込みや色分け、入力支援などもまとめて安く」という場合は、全プラグイン定額のPlumeru Pro(月3,300円・税込)が向きます。ほかの選択肢も含めた比較は【2026年】kintone プラグインの選び方+主要サービス料金比較にまとめています。
よくある質問
kintone 標準でカレンダー表示はできますか?
はい。ビューの種類で「カレンダー形式」を選ぶと、日付フィールドを軸にレコードをカレンダーに表示できます。基本的な予定の俯瞰は標準でまかなえます。
カレンダー上で予定を別の日へ動かせますか?
標準のカレンダー形式は表示が中心で、予定をドラッグして日付を変更する操作はできません。日付を変えるには各レコードを開いて編集します。ドラッグで動かして即反映したい場合はプラグインで補います。
複数の項目をカレンダーに表示できますか?
標準カレンダーは表示できる情報が限られます。プラグインなら、タイトルに加えて担当者や区分などを合わせて表示し、色分けと組み合わせて見やすくできます。詳しくは使い方ガイドをご確認ください。
無料で使えるカレンダープラグインはありますか?
あります。Plumeru のカレンダープラグインは恒久無料プラン(1アプリまで)で使え、ドラッグ&ドロップの日付変更にも対応します。ほかに TiS のプラグイン(無償公開・未申請時は案内表示あり)などの選択肢もあります。用途と必要な機能で選んでください。
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この課題を解決するプラグイン
カレンダープラグイン
一覧のレコードを日付項目でカレンダー表示し、予定をドラッグ&ドロップで別の日へ移動。標準カレンダーの「見るだけ」を、動かして整えられるカレンダーに引き上げます。30日間はカード登録なしで全機能を試せます(終了後は自動で無料プランに戻り、勝手に課金されません)。
全プラグインを定額でまとめて使うなら Pro プランも。料金プランを見る